地盤：[力学試験]リングせん断試験機
MIS-233-1-63
[製品技術概要]
地すべり・斜面崩壊時に地盤に起こる現象を再現し、土の残留強度を測定できる試験機です。
リング形状の供試体を上下二つに分かれたせん断リングに収めて、垂直応力を負荷した状態で上部を固定します。
この状態で下部回転可動のせん断を行い、土のせん断強さと変形の特性を求めます。
最大せん断強さを越えてきわめて大きい変形を起こさせることが可能ですので、
特に長期にわたる地盤の大変形を検討する場合（地滑りなど）に重要な過圧密粘土の残留強さの測定などに適しています。
構造の特長として、回転軸と回転板を一体にし、回転ブレをなくしています。また拘束リングのギャップが少なく、
せん断中の試料の漏れ・エッジ間の摩擦を除去できます。
仕 様
| 用 途 | 長期にわたる大変形の検討用 |
|---|---|
| 試験方法 | 定圧試験及び定体積試験 |
| 垂直制御方式 | サーボモータ |
| 垂直制御モード | ・応力制御 ・変位制御 |
| せん断制御方式 | サーボモータ |
| せん断制御モード | ・応力制御 ・変位制御 ・速度制御 |
| せん断箱圧接制御方式 | サーボモータ |
| 計測要素 | ・垂直荷重 ・垂直変位 ・せん断荷重 ・せん断変位 ・せん断速度 ・間隙水圧（複数設置可能） |
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