マルイの非破壊試験機シリーズ
老朽化や地震等、耐久性に不安のあるコンクリート構造物を維持管理するためには、 適切な調査・診断と補修・補強を行う必要があります。 マルイではそうしたニーズに対応するため、非破壊検査機器のラインナップを強化しています。 このページではイチオシ製品と、目的別製品分類一覧をご紹介していますので、機器の選定にぜひお役立てください。

マルイではコンクリート構造物の耐久性や劣化状況を調査するための機器を幅広くラインナップしています。
一覧表で目的や測定対象別で取り扱い製品を分類しましたので、機器の選定にお役立てください。
(製品画像をクリックしていただくと、製品別ページへリンクします。)

鉄筋腐食診断装置
「C-Checker」
コンクリート構造物内で腐食の可能性が高い鉄筋位置を見つけ出す装置です。
仕組みは、電位差計を介し得られた照合電極と鋼材との電位差(自然電位)データをリアルタイムでマッピング表示し、腐食状態にある箇所を示します。
【特長】
●エンコーダ内蔵のホイール式照合電極で、データを迅速に収集
●測定データを即時にマッピング表示し、鉄筋の腐食状況が直感的に把握できる
●測定間隔(任意)毎に電子音で測定を確認でき、視覚と聴覚で状況を把握しながら調査可能
ひび割れセンサー
(USB/無線 タイプ)
コンクリート構造物におけるひび割れの変化を定点観測できる機器です。
仕組みは、本体から延びる80mmストロークのステンレスワイヤー(高精度ポテンションメーターと連動)の先と本体をひび割れを挟み固定し、
その2点間の変位量を計測します。計測データは内蔵データロガーに任意の間隔で自動的に記録されます。
【特長】
●温度センサを内蔵、ひび割れ変位データと温度データを関連付けできる
●データ収集が難しい箇所のひび割れは無線タイプで対応可能
コンクリート透水試験機
「GWT」
コンクリート構造物の表層透水率を測定できる装置です。
仕組みは、測定箇所に装置をアンカーにて固定し、満水にした圧力室の蓋を締め込むことで水を圧入させ、
圧力を一手に保つ為マイクロメーターゲージで微調整を行い、
浸透した水量と時間の関係から透水性の評価を行います。
【特長】
●電源不要で試験可能
●サクションプレート、真空ポンプ(要電源)の使用で完全非破壊試験が可能
●室内実験キットの使用で円柱供試体での試験が可能