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全自動圧縮試験機「ハイアクティス-500/1000/2000/3000」



製品技術概要

製品番号:MIE-732-1-45/01/02/03

マルイの「ハイアクティス」は、全自動タイプのコンクリート圧縮試験機です。
従来のアムスラー型試験機では2個の油圧バルブを試験者の経験値に頼って操作していましたが、「ハイアクティス」は、供試体の破壊まで全て自動制御で試験を実施、試験結果の個人差もありません。
操作方法は簡単で、タッチパネルで「供試体サイズ」と「予測強度」を選ぶだけで、簡単に圧縮試験を行えます。
また、試験状況撮影に便利な「黒板表示モード」、安全対策(ボックス型高剛性設計や、飛散防止透明カバー、爆裂防止機能)や、加圧盤取替レール(曲げ靱性試験用)など、信頼性と使いやすさを追求した圧縮試験機です。

製品概要

特長

  • 最大容量500kN、1000kN、2000kN、3000kNと4種ご用意
  • フレームは高剛性設計(一般仕様品の2倍の剛性)
  • コンピューター制御による試験プログラムを内蔵
  • 目盛盤表示と黒板表示が切り替え可能
  • タッチパネルで簡単操作
  • オートレンジ仕様も別途対応可能(オプション)

仕様

準拠規格 JIS A 1108 / JIS A 1106 / JIS B 7721
最大容量 MIE-732-1-45型:500kN
MIE-732-1-01型:1000kN
MIE-732-1-02型:2000kN
MIE-732-1-03型:3000kN
レンジ切替 MIE-732-1-45型:500kN/200kN/100kN/50kN/20kN
MIE-732-1-01型:1000kN/500kN/200kN/100kN/50kN
MIE-732-1-02型:2000kN/1000kN/500kN/200kN/100kN
MIE-732-1-03型:3000kN/1500kN/600kN/300kN/150kN
※6段階レンジ切替仕様も対応可能です
試験プログラム選択 32種類より選択可能
(供試体サイズと予想強度の組合せにより、レンジ設定の導き出しが可能)
制御 荷重速度制御
高強度予想時(任意入力)、予想強度80%到達時点で成行制御
操作 タッチパネル式、自動/手動モード選択
ラムストローク ラムストローク100mm
上下加圧盤間 105~305mm
フレーム 竪型(固定型)/高剛性設計
表示 カラーモニター:24インチ液晶モニター
タッチパネル:15インチ
本体(載荷装置)
寸法/重量
MIE-732-1-45型:W492×D520×H1330mm/1150kg
MIE-732-1-01型:W492×D520×H1330mm/1300kg
MIE-732-1-02型:W760×D600×H1325mm/2400kg
MIE-732-1-03型:W830×D800×H1523mm/3500kg
計測制御装置
寸法/重量
W700×D700×H1330mm/約300kg
(高さはモニター部分含まず)
電源 三相200V、約2kW、単相100V
安全装置 爆裂防止機構
ラムストロークオーバー防止機構
飛散防止カバー
オーバーロード防止機構
オプション 静弾性係数試験機能
供試体寸法・質量測定機能
ポストピーク試験機能
オートレンジ機能
トリプルモニター

詳細情報

タッチパネルで簡単に操作と状態確認が行えます

[1試験条件の設定]

[圧縮試験]か[曲げ試験]にある供試体のサイズと、予想強度の組み合わせで、プログラムを選択します。
(予想強度は任意の値での設定も可能です)

[2試験スタート]

「スタート」ボタンで、プログラム自動荷重試験が開始します。

加圧盤が上がり、荷重がかかり始めます

[3試験の終了]

試験が終了すると、最大荷重と圧縮強度が自動的に表示されます。

加圧盤が初期位置(原点)に戻ります。

[4試験状況撮影]

計測終了後、タッチパネル右上の「撮影」ボタンを押すと、圧縮強度と最大荷重が大きく表示されます(「黒板」モードへの表示切替も可能です)

この状態で、試験状況撮影を行っていただけますので、黒板記入の手間がありません

フレームの高剛性設計など、安全対策も万全

フレームは一般仕様品の2倍の剛性で設計していますので、変形やねじれ、ゆるみがありません。
また、供試体破壊時の爆裂による飛散防止透明カバーも装備していますので、安心して試験を行っていただけます。
さらに、破断・爆裂の可能性を検知した場合、自動的に荷重を除荷する「爆裂防止機構」も備えています。

試験状況撮影に便利な、表示モード切替

カラーモニターは「黒板表示」と「目盛盤表示」の切替が、
タッチパネルは、「黒板表示」と「デジタルメーター表示」の切替が可能です。
試験状況撮影にはお好みの組み合わせをお使いください。

また、黒板には、一連の試験結果応力値が自動的に平均化し、入力します。
供試体の材齢も、作成日と試験日から自動的に計算・入力し、試験の省力化をお手伝いします。

[オプション] 「コンクリートの静弾性係数試験」にも対応

「ハイアクティス2000/3000」は、専用ソフトを追加することで、静弾性係数試験も行っていただけます。
(各種コンプレッソメーターや、データロガー等もご用意しています)

[オプション] 供試体寸法・質量測定機能

「寸法測定機能」を追加することで、デジタルノギスで測定した供試体寸法を測定データにそのまま取り込むことが可能です。
(寸法測定機能を使用されない時は、あらかじめ設定された断面積で計算いたします。)

また、台秤で計測した質量も同様に取り込むこともでき(「質量測定機能」)、報告書に別途入力する手間がありません。

[オプション] ポストピーク試験機能

「マルイが開発した「ポストピーク試験」とは、初期ピーク荷重点以降、荷重除荷と載荷を繰り返すことで第2ピーク点、第3ピーク点、第4ピーク点と、 繰返しピーク点を検出し、高ひずみ破壊域まで供試体の荷重-変位関係を確認できる圧縮試験方法です。
ピーク荷重点到達前に一時的な荷重低下が起こっても試験が継続されますので、最大荷重点を確実に検出することができます。
(対応機種「ハイアクティス1000/2000」)

[オプション] オートレンジ機能

「オートレンジ機能」は、レンジの切替を自動で行いますので、強度を予測してレンジを選ぶ必要がありません。
供試体寸法を設定するだけで、破断まで全てハイアクティスが自動で試験を行います。

[オプション] トリプルモニター

タッチパネルと通常のモニターに加え、可動アーム式のモニターを追加することができます。
「デジタル」「目盛盤」「黒板」を全て同時に表示できますので、より視認性の高い試験写真撮影を行うことができます。

[オプション]防振ゴムで振動・騒音を解決

大きな基礎が打てない試験室や、騒音・振動が気になる設置場所の場合、防振ゴム(オプション)を設置いただくことで、振動・騒音を解決いただくことができます。

[オプション] 「鋼繊維補強覆工コンクリートの曲げ靱性試験」にも対応

「ハイアクティス2000/3000」は、専用ソフトを追加することで、曲げ靱性試験も行っていただけます。
(曲げ靱性パイゲージや各種必要機器もご用意しています)

上部加圧盤の取替がカンタン

曲げ靱性試験を行っていただく際、重い圧縮加圧盤は取り外すことなく、レール上を移動させるだけです。
曲げ試験用加圧盤も、面倒な調整も不要で、簡単に取りつけていただけます。

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