コンクリート:[骨材]簡易骨材の粒度管理測定器「新サンドメジャー」
MIC-110-0-04
[製品技術概要]
近年、生コンの品質確保にむけて単位水量管理が重要視されるにつれ、細骨材の粒度分布も重要になっています。
細骨材の粒度管理においては、生コン出荷時にリアルタイムに配合に反映できるよう、データの即時性が大切です。
「サンドメジャー」は、「誰でも、簡単に、すばやく」細骨材の粒度分布を把握できる方法の確立を目指し、
全国生コンクリート工業組合連合会と共同で開発した、画像解析ソフトユニットです。
0.075mmから10mmまでの細骨材をデジタルカメラで撮影し、その画像を独自のソフトウェアで計測・解析することで、
粗粒率を割り出し、粒度曲線まで報告様式で出力します。
また、フルイの網目を撮影することで、JISの検査法に基づいて個々の網目・目開きを数値化することができ、
これまで管理に手間がかかったフルイ網目管理を手軽に行っていただけます。
ステップ1 : 計測種類を選びます
1 「コンクリート骨材(細骨材、粗骨材、セメント)」
2 「アスファルト」
3 「土質材料」
4 「鋳物砂」
の4種類の計測タイプを選んでいただけますので、あらゆる粒度計測にお使いいただけます。
ステップ2 : デジカメで砂の写真を写します
試料を5g程度まで縮分させ、デジタルカメラで画像を撮影するだけなので、お手軽です。
ステップ2’ : [フルイの目開き計測の場合] デジタルカメラメでフルイの網目を撮影します
今まで管理の方法がなかったフルイの目開きも、デジカメで撮影するだけの非接触方法で計測が可能です。
ステップ4 : 「新サンドメジャー」ソフトを操作・入力していきます
[操作1] 計測したい骨材を選択します
[操作2] 各種データを入力します
[操作3] 計測したい骨材の写真を選択します
[操作4] 計測に必要な抽出レベルを決定します。
(写真より背景部分と砂部分を分離します)
[操作5] 抽出レベルの確認を他画像で行います
[操作6] 計測を開始します
[操作7] 計測結果を保存します
[操作8] 測定結果を印刷します
[操作9] 測定を終了します
([ふるいの目開き計測]の場合も、基本手順は同じです)
計測結果を自動で図表化
混合のシミュレーションも可能
3種類の骨材の粒度計測結果を任意の混合比率でシミュレートできます。