コンクリート:[フレッシュコンクリート]コンクリート自動凝結試験装置
MIC-318-0-17
[製品技術概要]
コンクリートの凝結は、時間の経過に伴うコンクリートの硬さを測定することにより「凝結時間」として表されます。
凝結時間の結果は、運搬・打込み終了時間、打ち重ね許容時間(コールドジョイントの防止)等、コテ仕上げ時期などを判断する場合や、
水中コンクリートの管理に用いられます。このように、コンクリートの凝結時間は、コンクリートの施工(計画)などに影響を及ぼす重要な特性です。
本試験装置は、長時間にわたるコンクリートの凝結試験を自動化したものであり、貫入針の取出し、ブリーディング水の排水、貫入試験、
貫入針の洗浄や返却、データのプリントアウト等を自動で、連続的に行います。
以前よりご好評をいただいておりました本装置ですが、更に様々な機能の付加で一段と利便性を高めていいます。
水分蒸発防止用自動開閉上蓋付き

自動で上蓋が開閉し、試料から水分が蒸発するのを防ぎます。
貫入針の針跡の間隔:純間隔

貫入針の針跡間隔は、右図の純間隔で計測します。
操作はタッチパネル式で直感的に操作

試験操作・データ確認はタッチパネルで直感的に行えます。
二つ割モールドの採用で試験終了後の試料取り出しが楽

試料を入れるモールドは二つ割タイプですので、試験終了後に硬化した試料の取出しに苦労しません。
特 長
[JIS準拠]
● 水分蒸発防止用自動開閉上蓋付き
● ブリーディング水排水機能
● 貫入針の針跡間隔:純間隔
[その他]
〇 操作はタッチパネル式で直感的に操作
〇 荷重検定が可能(JCSS)
〇 二つ割モールドの採用で試験終了後の試料取り出しが楽
〇 貫入針の自動洗浄
〇 USB 出力端子付き(USB メモリにCSV データ収録)
〇 貫入打数を増加(従来品比較)
〇 高さを抑え、恒温室への搬入も楽々(従来品比較
〇 各モールド毎にプログラム設定・独自スタート可能
仕 様
準拠規格 | JIS A 1147 |
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型 式 | MIC-318-0-17 型 |
連 数 | 4 連(モールドφ180×160 mm × 4 個) |
貫入針 | 3 種 : 100 mm² / 50 mm² / 25 mm² |
貫入打数 | 貫入針 100 mm² 使用時 :14 ポイント 貫入針 50 mm² / 25 mm² 使用時 : 20 ポイント |
貫入針方式 | 加圧シリンダー方式 |
ターンテーブル軸 | 電動モーター駆動 |
貫入針・水平移動軸 | 電動モーター駆動 |
制御方式 | シーケンサーコントロール |
電 源 | 三相 / 200 V / 400 W または 単相 / 100 V |
その他 | 荷重検定可能 |
オプション | パソコンによるデータ収録処理装置 |