コンクリート:[圧縮試験機]全自動圧縮試験機システム 「スーパーハイアクティス」
MIE-732-1-20
[製品技術概要]
スーパーハイアクティスは毎日大量の試験を行うユーザー様に最適な環境をご提供するため開発された省力化試験装置です。
弊社のハイアクティスにマッチングさせた搬送機がMAX78本もの供試体を「送り」→「圧縮試験」→「試料排出」→「試料廃棄」と自動的に行います。
もちろんデータの収録、記録も同時に行い別コンピュータへデータの転送も行うことが出来ます。
操作は簡単で供試体セット後、開始ボタンを押すだけで全自動運転が始まり、後は全てスーパーハイアクティスが行ってくれます。
また試料廃棄用コンベア(オプション)をレイアウトする事によって設置スペースを有効にお使い頂く事が出来ます。
「全自動圧縮試験機ハイアクティス」と自動搬送装置のドッキング
定評のある全自動圧縮試験機「ハイアクティス」に、独自の搬送装置を組み合わせることで、試験精度はそのままに、大幅な省力化を実現しています。
また、今お使いのデータ管理ファイルに接続し、必要なデータの送受信が行えるソフト仕様も可能です。
圧縮試験をオートメーション化
マルイの「ハイアクティス」は油圧バルブ等の操作不要で、タッチパネルで簡単に試験を行っていただける自動試験機ですが、
供試体のセット・排出、装置操作には必ず試験者様が必要となります。
「スーパーハイアクティス」は供試体のセットから排出まで、全て全自動で行いますので、試験時にまったく人手を必要としません。
供試体をセットすれば、その後はオートメーションで試験が進みます。
各種機能で、安心して試験をお任せいただけます

パトライトの表示で、試験状態を離れた場所からも確認していただけます。
・緑 → 準備状態
・黄 → 試験中
・黄 点滅 → 供試体が乗ったまま
・赤 → エラー
エラー時には、自動停止およびブザー呼び出しでお知らせします。
また、圧縮室付近にはエリアセンサーを設置し、人が近づいた時は動作が一時停止しますので、巻き込み等の危険もありません。
自動試験の流れ
試験の設定を行い、供試体を供給台にセットした後は、
「供給開始」→「ハンドリング」→「圧縮試験」→「搬出」→「投棄」
と、全て全自動で試験が進みます。
特 長
● 供試体の初期セット後、無人で試験を進行
● スペースを有効活用できるコンパクト設計
● 試験報告書もリアルタイムでアウトプット可能
仕 様
圧縮試験機本体(「ハイアクティス 2000」)
準拠規格 | JIS A 1106 / JIS A 1108 / JIS B 7721 |
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載荷装置寸法/重量 | W 760 x D 600 x H 1325 mm / 2400 kg/td> |
最大容量 | 2000 kN |
レンジ切替 | 2000 / 1000 / 500 / 200 / 100 kN |
ラムストローク | 約 100 mm |
有効柱間隔 | 650 mm |
上下加圧盤間隔 | 約 105 ㎟ 305 mm |
フレーム | 竪型(固定型) / 高剛性設計 |
電 源 | 三相 200V 約2kW |
計測盤寸法 / 重量 | W 700 x D 700 x H 1330 mm(モニター含まず) / 約 300 kg |
表 示 | カラーモニター:24インチ 液晶モニター/ タッチパネル:15インチ |
操 作 | タッチパネル式 / 自動・手動モード選択可能 |
制 御 | 荷重速度制御 / 高強度予想時(任意入力)/ 予想強度80%到達時点で成行制御 |
安全装置 | 爆裂防止機能 / ラムストロークオーバー防止機能 / 飛散防止透明カバー / オーバーロード防止機能 |
標準付属品 | 標準工具一式 / プリンタ用紙一巻 |
自動供給装置(実績例)
供試体収納本数 | 初期60本 開始後は補給可能 |
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装置校正 | ・卓上の供試体を自動搬送する装置 ・供試体のハンドリング装置 ・耐圧盤の芯決め装置 ・破壊供試体の排出装置 |
システム・ データ収録処理 |
・供試体搬送位置決めソフト ・サーバーによる受付、測定、印刷同時処理方法 ・サーバーとデータベースをパソコンで管理 |
安全装置 | ・パトライト4色表示 ・立ち入り禁止エリアセンサー ・エラー時自動停止及びブザー呼び出し |
重 量 | 約 470 kg |