地盤:[力学試験]土の自動突固め試験装置
MIS-288-1-01, MIS-288-1-02
[製品技術概要]
JIS A 1210に規定された、土質試料の突き固めに用いる装置です。
独自のモールド受け台の動きで、突残しがなく、Wプーリーの強力腕力で仕上がりにバラツキがなく、粘性土でも突き固めることができます。
また、落下機構とモールド受け台の連動で、高速突固めを実現し、試験時間を短縮します。
独自の動きで、突残しゼロ
マルイの自動突固め装置は、モールド受台の独自の動きで、突残しを無くすことに成功しました。
受け台自体が1ターンで、55°×6回転、前後移動の動きをとることで、ランマーの落下位置が
移動し、供試体をまんべんなく突き固めます。
均一 & 高速 突固めを実現

硬質合成ゴムが接着されたWプーリーが、強力な力でリフトを垂直に持ち上げ落下させます。常に均一な落下エネルギーで突固めることで、
バラツキのない、安定した供試体を得ることができます。
またモールド受台との動作連動により、高速突固めが可能で、試験時間も短縮できます。
安全性向上、落下回数もわかりやすい

運転中の安全性を従来より高めるため、前面にカバーを施し、カバーが開くと運転を停止する設計にしています。
また安全カバーの開いた状態では運転スタートがかかりませんので、うっかりの巻き込み事故を防止します。
また、電子式オートカウンターにより、落下回数の設定が以前と比べて簡単になり、試験中の落下回数の確認も一目でわかるようになりました。
特 長
●独自のモールド受台の動きで、突残しなし
●プーリーの取替えなしで、φ100mm とφ150mmの突固めが可能(レバー切替)
●Wプーリーの、強力腕力機構で、粘性土でも突き固め可能、仕上がりもバラツキなし
●モールド受け台と連動した落下機構で、高速突固めを実現、試験時間を短縮
●駆動部にカバーを設置し、安全面にも配慮
仕 様
準拠規格 | JIS A 1210 / JIS A 1211 / JGS 0711 / JGS 0721 |
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型 式 | MIS-288-1-01型: 100 V用(三相 400W) MIS-288-1-02型: 200 V用(三相 400W) |
適用供試体 | φ100 × JIS 用 φ150 × CBR 用モールド |
付属ランマー | φ100 mm モールド突固め用:2.5kg 1ヶ φ150 mm モールド突固め用:4.5kg 1ヶ |
落下速度 | 約 50 回 / min (落下高:30cmと45cm) |
本体寸法 / 重量 | W 830 × D 790 × H 1700 MM / 約 340 kg |
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