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地盤:[力学試験]土の自動三軸圧縮試験機 「ハイマルチⅡ」

MIS-235-1-78

[製品技術概要]

供試体4つの同時試験により、従来の一連式に比べ試験時間を1/4 に短縮、ランニングコストも低減できる 「ハイマルチ」に、新型機「ハイマルチⅡ」が登場しました。φ75 ㎜供試体対応の新機能が加わり、幅広い試験のスピーディーな処理が可能になります。
試験は「側液の供給、背圧・セル圧の加圧、圧密・軸圧縮」の全過程をパソコンから自動制御で行いますので、測定結果の個人誤差を無くし、 データの信頼性を高めることができます。また、夜間に無人で自動試験を設定することで更なる業務効率向上も可能です。
その他にも、4 連のセルが一体となったコンパクト設計で試験室のスペースを有効活用にも役立ちます。

4連同時載荷+φ75 mm供試体対応で試験の幅が広がる

「ハイマルチⅡ」は4 連同時載荷で試験時間を1/4 に短縮、かつφ75 ㎜供試体に対応で幅広い試験をスピーディーに処理することができます。

省スペースで、設置場所を選ばない

「ハイマルチⅡ」は、コンパクトかつスマートな設計ですので、設置場所を選びません。
また、キャスター付きで移動可能ですので、試験室のレイアウト変更なども手軽に行え、スペースを有効活用していただけます。

圧密試験からせん断試験へ、自動移行

「ハイマルチⅡ」は、飽和作業を除く全ての工程をコンピュータによる自動制御で行えるように設計されています。
供試体をセット・飽和後の処理はすべて無人で行えます。夜間も無人で運転できますので、効率的な試験が可能です。

通常の三軸試験装置では、圧密からせん断への切替は手動で行う必要があるため、試験を行う時間帯は限られてしまいます。
                「ハイマルチ」はこの圧密過程からせん断過程への切替が自動ですので、時間帯にしばられず試験を実施できます。

4種の土の三軸試験に対応

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特 長

●φ75mm供試体に対応し、幅広い試験が可能
●操作手順が画一化されているので取扱が簡単
●圧密過程から軸圧縮終了まで無人試験が可能
●多連載荷が圧密と同じ場所で圧縮試験が可能
●夜間の試験過程が無人で可能で、試験時間が短縮でき、省コスト
●エキスパートでなくとも操作可能で、試験者を選ばず合理的

仕 様

準拠規格 JGS 0521 / JGS 0522 / JGS 0523 / JGS 0524
型 式 MIS-235-1-78
適用供試体寸法 φ50 × 100 mm / φ75 × 150 mm × 4 連
制御動作範囲 側液供給~試験終了後の側液排出
載荷方式 ・垂直負荷 :電気サーボモータ方式
・セル圧 :電磁比例弁方式(E/P)
・背 圧 :電磁比例弁方式(E/P)
垂直載荷スピード変速範囲 0.05 ~ 5 mm /min
負荷容量 ・垂直荷重 :Max. 20 kN(1 連あたり最大 5 kN)
・セル圧 :Max. 600 kPa
・背 圧 :Max. 300 kPa
センサ ・軸 圧:5 kN × 4 / 変位:30 mm × 1
・セル圧:1 MPa × 4 / 背圧:1 MPa × 4
・間隙圧:1 MPa × 4 / 体積変化:200 ㏄ × 4
データ処理方式 地盤工学会準拠
データグラフ ・圧密中 :排水量 - 時間曲線
・せん断中 :
主応力差 - 軸ひずみ曲線
間隙水圧 - 軸ひずみ曲線
体積ひずみ - 軸ひずみ曲線
付属品 パソコン / パソコン台
オプション 二重負圧装置 / 試料作成装置 / エアーコンプレッサー / 真空ポンプ

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