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住宅・建材:[環境]中性化促進試験装置(小型・標準型)

MIT-639-3-03, MIT-639-3-05

[製品技術概要]

庫内の温度・湿度・CO₂ 濃度を一定に保ち、サイディング材やスレート、石膏ボード等の中性化促進を行う試験装置です。

独自の左右対流構造で、安定した槽内温室度・CO₂ 濃度を実現しています。

左右対流構造で、安定した試験環境を実現

空調室で調整した空気を、試験槽内を左右一定方向に対流しますので、 槽内のどの位置でも安定した温湿度・CO₂濃度を得ることができ、位置による試験結果のバラツキがありません。

また、加湿器を試験槽外に設置することで、余分なCO₂の取り込みがなく、省コストです。

その他、ドレイン水は再度加湿器に戻る節水構造です。

静電容量式湿度センサで、湿度管理精度も抜群

従来の中性化試験装置では、乾湿球式湿度計によって湿度管理を行っていました。 ですが、この方式では、ガーゼ(ウィック)の取り扱い、通風条件、水質、温度変動等で誤差を生じる可能性があり、 常に正確な測定値を得るには、かなりのノウハウが必要となります。また、ガーゼ(ウィック)の劣化などが起こらないよう、管理・取替えの必要があります。

マルイの中性化試験装置では、静電容量式の湿度センサを採用することで、こうした測定誤差や、管理の手間をなくし、試験槽内を常に安定した条件に保つことができます。

CO₂漏れ対策も万全

ドア部はCO₂漏れがない構造です。
また、試験中に不用意に装置扉を開ける事故のないよう、「安全自動ロック機能」を標準装備。安全対策も万全です。

仕 様

●独自の左右対流構造で、槽内のどの位置でも安定した温室度・CO₂ 濃度分布を実現
●静電容量式湿度センサの採用で、測定誤差・ウィック管理の手間がない
●扉からのCO₂ 漏れ対策と、ドアロック安全機構を装備
●槽内はオールステンレス製で腐食トラブルがない

仕 様

温度制御範囲 + 20℃ ~ + 60 ℃ ±1℃
湿度制御範囲 30 % ~ 90 % RH ± 5 % RH(温室度制御範囲による)
CO₂ 濃度制御範囲 0 ~ 20 %

耐荷重 / 枚数
・MIT-639-3-03 型(小 型):100 kg / 段 X 4 枚
・MIT-639-3-05 型(標準型):100 kg / 段 X 6 枚
湿度センサー 静電容量式電気センサー
安全装置 ・ヒーター
・加湿機
・過昇温防止サーモスタットファン
・冷凍機用過負荷防止リレー
材 質 内外装・冷却器ともにステンレス製
外寸法
(突起部は含まず)
・MIT-639-3-03 型(小 型):W 1050 × D 890 × H 1620 mm
・MIT-639-3-05 型(標準型):W 1450 × D 950 × H 1700 mm
内寸法 ・MIT-639-3-03 型(小 型):W 530 × D 540 × H 740 mm
・MIT-639-3-05 型(標準型):W 700 × D 850 × H 1220 mm
電 源 ・MIT-639-3-03 型(小 型):三相 200 V 15 A
・MIT-639-3-05 型(標準型):三相 200 V 20 A

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