1. ホーム
  2.  > 製品紹介
  3.  > 住宅・建材:[凍結融解]
  4.  > 温冷繰返し試験機

住宅・建材:[凍結融解]温冷繰返し試験機

MIT-692-3-51/52

[製品技術概要]

IS A 6909で規定された、建築用仕上塗材の「温冷繰返し試験」が実施できる装置です。
また、JIS A 1435「気中凍結水中融解法」試験にもご利用いただけます。

試験槽と、水槽を上下に重ねることで、「融解時」の恒温水循環の熱ロスを減らし、またポンプ電力も少なくなっています。
また、水槽の蓋は上開き可能でメンテナンスがしやすく、踏み台もかねていますので、合理的です。その他、冷気循環のファンもモータ分離式で、メンテナンスが容易です。

特 長

●「水中融解」時:独自の上下二層槽構造で、試験槽のすぐ下の水槽から恒温水が循環し、熱ロスがない
●「気中凍結」時:試験槽から水槽へ自然落下で温水が戻り、循環にかかるエネルギーを節減
●冷気循環用ファンモーター部は外付けでトラブルが少なく、メンテナンスも簡単
●タッチパネルで簡単操作
●自己診断機能でトラブル発生時も安心
●直接循環構造で、安定した温度分布を実現

仕 様

準拠規格 JIS A 6909 / JIS A 1435
適用供試体サイズ例 70 x 70 x T 20 mm
運転機能 パターン運転(温度切替 / 時間切替)
可能試験 ・JIS A 6909 「建築用仕上塗材 -温冷繰返し試験-」
・JIS A 1435「建築用外装材料の凍結融解試験方法 -気中凍結水中融解法(B法)-」
操 作 10インチカラータッチパネル
(取扱説明・ヘルプ機能 / 総サイクル・残サイクル表示 / 融解・凍結終了選択機能 / 凍結・融解勾配時間設定機能 / 自己診断機能)
試験サイクル (1) + 23 ℃ ± 2 ℃ / 18 時間 浸漬 → (2) - 20 ℃ / 3 時間 冷却 → (3) + 50 ℃ ± 3 ℃ / 2 時間 加温 × 10 サイクル
試験槽内空気温度 − 25 ℃ ~ + 60 ℃(排気口付)
水槽内水温 + 5 ℃ ~ + 50 ℃
試験槽材質 内外装SUS-304製 ドア部結露防止ヒーター付
内寸法例 ・MIT-692-3-51型:W 900 × D 465 × H 400 mm
・MIT-692-3-52型:W 1200 × D 600 × H 400 mm
外寸法例 ・MIT-692-3-51型:W 1810 × D 1365 × H 1550 mm
・MIT-692-3-52型:W 2210 × D 1555 × H 1470 mm
冷凍機 空冷式 / 屋外設置
電 源 三相 200V 50A

別売品

試験体収納カゴ

その他

ご要望により、内寸法(内容量)の変更も可能です。設計の上、御見積させていただきます。

関連商品

大型タッチパネルでカンタン操作、カンタン確認

大型カラータッチパネル(10インチ)で、操作・設定が簡単に行えます。
「準備操作」ボタンを押すと、供試体のセット方法や試験設定方法を確認することができます。
試験中も、状況(試験経過時間、試験槽内温度、水槽温度、残サイクル数、総サイクル数、試験完了時刻など)が一目で確認でき、試験管理がスムーズです。

また、タッチパネルから取扱説明を呼びだすことができますので、操作時に不明点が出てきた場合も、安心です。

直接循環式で、安定した温度分布と省エネ効果を実現

マルイでは、熱ロスが少なく、温度分布が均一な「直接循環方式」を採用しています。
「凍結」サイクル時は、試験槽に設置された冷却器とファンによって、安定した冷気循環を行います。
「融解」サイクル時は、試験槽のすぐ下に設置された水槽の恒温水が循環しますので、循環経路中の熱ロスがありません。
また、試験槽から水槽へは「自然落下」で温水が戻りますので、循環にかかるエネルギーを節約します。

独自の構造で、各種メンテナンスが簡単です

水槽の蓋は上開きタイプでで、水槽内の掃除やメンテナンスが行いやすい設計です。蓋は踏み台となりますので、供試体の設置・取り出し用の台が不要です。
冷気循環用のファンは、モーター部は外付けにしているので、劣化も少なく、メンテナンスも簡単です。劣化の起こりやすい試験槽内のファンは単体での取替が可能で、経済的です。

「試験時刻予約機能」で、効率的な試験計画を立てていただけます

マルイの凍結融解試験機(タッチパネル仕様のもの)には、試験開始日時・時刻を予約しておける「予約機能」が内蔵されています。
この機能を使えば、例えば休日に試験開始をするなど、効率的に試験実施計画を立てていただけます。

「自己診断機能」でトラブル時も安心

試験機にトラブルが発生した場合、異常箇所が点灯表示され、原因と対処方法も表示されますので、お客様で即時にトラブルに対処していただくことができます。
また、漏電チェックも自動で行い、漏電箇所を表示いたします。

▲pagetop