「地盤改良」に関わる技術評価証明 報告書 (第3 回更新版)
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第3回更新版 序 文 日本材料学会では平成12年度に技術認証制度(以下、本制度という)を発足させました。本制度は、日本材料学会会員が発明・開発した各種材料に関わる技術に対して、学会としての客観的立場に基づいて、その技術レベルや有用性に関する審査を行い、所定のレベルを確保している技術を学会として公式に認証し、技術評価証明を行うものです。本制度の発足以来、地盤改良分野を中心に様々な発明・開発技術に対して技術評価を行い、学会会員の各種技術開発に対するインセンティブの向上や、材料研究の活性化、あるいは技術保有者と技術ユーザーの間の橋渡しに対して大きく貢献してきました。 このたび、地盤改良に関わる評価証明技術第1004号:「衝撃加速度法による締固め管理技術『マックス』」が第2回更新評価証明より5年間の有効期限を迎えたことを踏まえ、地盤改良に関わる評価証明技術第1004号:「衝撃加速度法による支持力等の原位置評価技術」に技術名称を変えて、第3回の更新が認証されました。評価証明技術の更新にあたっては、前回更新時の技術評価委員を含む「衝撃加速度法による締固め管理技術『マックス』更新技術評価委員会」(委員長 山田幹雄 福井工業高等専門学校 教授)を設置し、同委員会において前回更新以降に修正された技術内容、使用実績等を審査いたしました。その審査結果を受けて、「技術認証委員会」(委員長 星出敏彦 公益社団法人日本材料学会長)により、評価証明の更新を認証いたしました。 「衝撃加速度法による支持力等の原位置評価技術」は、これまでの評価証明期間において、評価証明技術が積極的かつ適正に行使され、多くの実績が積み上げられました。今後も、本制度の創設の主旨に鑑み、評価証明した技術が社会的に貢献することを願う次第です。 なお、本報告書は「衝撃加速度法による締固め管理技術『マックス』:第2回更新版」に関する評価証明の内容に、修正された技術内容の評価証明結果、および施工実績を加え、技術名称を変更して、第3回更新版として作成したものです。 平成29年8月 公益社団法人 日本材料学会 会 長 星 出 敏 彦

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