「地盤改良」に関わる技術評価証明 報告書 (第3 回更新版)
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-8-(2)地盤の許容支持力度の算出方法 地盤の許容支持力度は、(1)で示した許容支持力度公式を用いて以下のように算出する。① 砂質土地盤の場合 キャスポルの測定値を用いて砂質土地盤の支持力度の算定に当たっては、粘着力(c)をc =0とし、図― 10に示した地盤面から基礎底面までの土被りはないもの(Df =0)として計算する。 また、基礎底面に作用する荷重の傾斜・偏心もないものとする。qa =  β・γ1・B・η・Nγ …(b)② 粘性土地盤の場合 キャスポルの測定値を用いて粘性土地盤の支持力度の算定に当たっては、せん断抵抗角(φ)をφ=0とし、砂質土地盤の場合と同様、地盤面から基礎底面の土被りはないもの(Df =0)として計算する。 また、基礎底面に作用する荷重の傾斜・偏心もないものとする。qa =  α・c・Nc …(c)13131010065432654321650°10°20°30°40°50°NcNqNγ支持力係数内部摩擦角φ 図―9 支持力係数と内部摩擦角φの関係: 土被り厚さ図―10 基礎模式図D fγ2D fD fγ2 0° 5°10°15°20°25°28°30°32°34°36°38°40°以上 5.16.58.311.014.820.725.830.135.542.250.661.475.31.01.62.53.96.410.714.718.423.229.437.848.964.20.00.10.41.12.96.811.215.722.031.144.464.193.7NcNqNγφ表― 2 支持力係数

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